
はじめに
「第3版 Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践」に興味がある方に向けて、誰もが気になる「対象読者は誰?」「どんな内容なの?」ということに対して、的確に答えています。
購入の参考になれば幸いです。
総評
・対象読者は上級者です。
・ページ数が650頁を超える超大作ですので情報量はかなりあります。
・索引がしっかり作られ、12頁もあります。そのため、自分が探しているものを検索することは非常に容易いです。
・機械学習コンセプトの全般をカバーし、その理論の背景とPythonのコードを載せて詳しく解説
・サンプルコードを著者のGitHubのサイトで公開
・原著は英語で、それを日本語に翻訳して作られているので、正直、日本語として不自然なところはあります。
本書は初版の時に「ITエンジニア本大賞2017」ベスト10にランクインした名著です。
第3版の追加事項は、以下のものです。
・第13章 ニューラルネットワークの訓練をTensorFlowで並列化
・第14章 TensorFlowのメカニズム
・第15章 画像の分類―ディープ畳み込みニューラルネットワーク
・第16章 系列データのモデル化―リカレントニューラルネットワーク
・第17章 新しいデータの合成―敵対的生成ネットワーク
・第18章 複雑な環境での意思決定―強化学習
本書の使い方
本書は辞書として使うのが良いかと思います!
情報量がかなり多いし、索引が豊富なので、疑問に思ったことがあったら、その用語を調べるという使い方がよいかと思います。
データ分析やデータサイエンティストの仕事について、読むべき要素が全て詰まった書籍で大変オススメです。
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