【書評】データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」

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本

はじめに

「データ分析を始めてみたい!」「データサイエンティストになりたい!」と思った方、本でいろいろと勉強したいと思った方、こちらの本はかなりオススメです!

以下では、「データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」に興味がある方に向けて、誰もが気になる「対象読者は誰?」「どんな内容なの?」ということに対して、的確に答えています。

購入の参考になれば幸いです。

総評

・対象読者は社内でデータ分析をこれからはじめる人やデータ分析部署を立ち上げる人、データ分析部署にこれから所属する人人材育成について悩まれている方です。

・多くの企業が抱えている課題をとりあげ、著者の経験上のデータ分析でビジネス課題を解決できなかった失敗事例と成功事例を紹介
 どのようなことで失敗したのか、どのような施策で成功できたのかが具体的に書かれているので、自分のビジネスにも当てはまることができるので参考になります。

・データ分析をうまく進めるために、著者が成功と失敗を繰り返して見つけ出した独自の方法論「5Dフレームワーク」という方法論である、①Demand、②Design、③Data、④Develop、⑤Deployという5つのDによって構成されるフレームワークを詳しく説明
 分析した結果、有効なものが解決策として提示できなかった場合の、分析の生かし方は大変参考になります。

「5Dフレームワーク」に基づきデータ分析人材の育成方法
 データ分析をこれから学ぼうと思っている人は、この部分の記述を読んでから始めるといいです。特に、プログラミングが苦手な方、統計学・数学な苦手な方、ビジネスとしてデータ分析を学びたい方向けの勉強方法も紹介されています。
 やはりこの部分でも心理的安全性は大事なようです。

管理職・リーダーのための方法や文系出身の人材データ分析人材に育てるための方法を紹介

・プログラミング言語や機械学習のモデルに詳しくない人にデータ分析が可能なBIツール・データ分析ツールについても複数紹介

四六版の小さい書籍なので持ち運びが簡単

本書の使い方

データ分析をする人と実際の現場との仲介に入るビジネストランスレーター」は、今後、ビジネス上の利益を追求していく上で、不可欠な存在です!!

本書はサイズが小さい書籍なのでバッグに入りますので、通勤時間隙間時間にバッグから取り出して読むのはいかがでしょうか。

ビジネスにデータ分析をいかすための方法が記載されているビジネス書として、どれから読もうかを悩んでいる方にはオススメの書籍です。